制作の工程







対紅葉(中皿)


小さな秋の味覚、

サツマイモのお菓子を載せました。


お皿の色と、お菓子の焼き加減が、

丁度同じようで、美味しそうに



※2012年9月に、焼き上がりました






2010〜12年に制作
作品No.45〜更新中です

 (2010〜11年)  作品名  制作の工程です
 氷解け (花器)  白土、電動ロクロで成形。ヘラで加工。
 削り。素焼き後、スプレーで施釉。
 釉薬の濃淡でグラデーションを作る。
 なお、外側下部は土の色、中は、白釉。
 風衣2 (花器)  赤土、電動ロクロで成形。
 直後から、乾燥の度合いを見て、
 数度に渡って、口縁を加工。削り。
 素焼き後、スプレーで水色に施釉。
 流 岩 (花器)  もぐさ土、電動ロクロで成形。
 彫刻刀で削り。
 素焼き後、薪窯で焼成。自然灰釉。
 夜明け前 (花器)  白土、電動ロクロで成形。
 素焼き後、目打ちで線描。
 (通常、青紫系)釉薬を線にすり込み、
 一部撥釉材を塗り、全体にも施釉する。
 さくら貝 (小皿)  一部、赤の顔料を使い、半磁器土。
 花は練り込み。上からヘラで輪郭を描く。
 タタラ作り。素焼き後、施釉(辰砂、桜花)
 居待ち月 (水盤)  電動ロクロで成形。ヘラで水紋を描く。
 一部、水紋を掘り込む。
 花びらを化粧土で描く。
 素焼き後、スプレーで施釉(黄瀬戸・瑠璃)
 対紅葉 (中皿)  電動ロクロで成形。素焼き後、呉須で
 紅葉を描く(和紙染め)。
 スポンジで鉄さび。 (半)透明系釉薬と
 鉄系釉を(金茶窯変)を スプレー掛け。





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2009年に制作
作品No.34〜44



サザンカ



 (2009年)  作品名
 土もみじ(和菓子皿)  再生粘土(赤、白混合)を用いて、タタラ作り。
 内側にちぎるようにして、成形する
 絵柄(もみじ)を、へらで描く。素焼き後、
 桜花窯変をスプレーし、還元焼成
 雫 (花 器)  白土で、電動ロクロで成形。素焼き後、
 葉の部分を呉須で和紙染め
 施釉後、本焼き
 花の輪郭に、金彩を施し、低温で焼成
 牡 丹 (平 皿)  白土でタタラ作り。
 種々のヘラを生地に押し付け
 花、葉を描き、花の部分には鉄サビを塗る
 素焼き後、施釉(ガラス釉、緑)
 黄 昏 (花 器)  赤白の混合粘土で電動ロクロで成形。
 乾燥し、削り。竹の模様を彫り、黒泥を塗る。
 素焼き後、スプレーで施釉(鉄系)。
 (還元焼成)
 夕の花 (花 器)  赤白の混合粘土で電動ロクロで成形。
 少し乾燥させ、絵図を描く。削り。
 素焼き後、スプレーで施釉(茶)。
 灯篭流し (花 器)  赤鍋土で電動ロクロで成形。少し乾燥後、
 コテを当てて、口縁を四角く整える。
 さらに乾燥させ、削り。素焼き後、
 赤系の黒い釉薬を浸し掛け。(還元焼成)
 空 蝉 (花 器)  白土で電動ロクロで成形。
 口縁を、切り弓で、ざくっと切り落とす。
 茶系の釉薬の上から、
 赤結晶釉をスプレー掛け。
 木 陰 (花 器)  赤鍋土で電動ロクロで成形。
 花を彫り、素焼き。
 スプレーでまだらに施釉し(緑)、本焼き。
 低火度釉の白系で釉描。
 花 泉 (水 盤)  白土で電動ロクロで成形。中央にヘラで
 溝を彫り、素焼き。スプレーでガラス釉
 (トルコブルー)を中央には濃く施釉し、
 外側は、白マットの上に緑の釉で葉を描く。
 風 雲 (花 器)  黒土で電動ロクロで成形。口縁は、薄くすると、
 黒土は粘性がないので、自然にカットされる。
 素焼き後、白系の釉薬を二種類杓子掛け。
 水色の釉をスプレーで少し掛け、釉調を作る。
 冬至まつり (小鉢)  黒土で電動ロクロで成形。口縁は、指で整える。
 もったりとした白系の釉薬を掛け、還元焼成。
 


  最新の作品  2008年  2007年  2006年  2005年







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2008年に制作

作品No.25〜33



ヒマラヤ雪ノ下



 (2008年)  作品名
 竹の息吹 (花器)  白土を用いて、電動ロクロで成形。削り。
 化粧土(青)で、竹を描く。口は、スポンジを
 用いて、粉引き&色絵土(青)で彩色
 素焼き後、薄く施釉(黄系)。葉はイッチン釉
 夕刻の丘 (花器)  白土を用いて、電動ロクロで成形。削り。
 素焼き後、スプレーを用いて施釉(緑、緋)
 後、刷毛で撥釉剤を塗り、図案を掻き落とし、
 色絵土(黒)を乗せるように塗る(
※C
 東雲の空 (花器)  白土を用いて、電動ロクロで成形。削り。
 素焼き後、下地の釉薬(水色)をどぼ掛け。
 口縁に、別の釉薬(ピンク)を重ね掛け
 石 苔 (花器)  白土を用いて、電動ロクロで成形。手で加工
 葉の部分は、色絵土(黄)を塗り、素焼き
 葉の部分は、スポンジで施釉(茶系)
 苔の部分は、施釉(緑)後、
上記※Cの工程
 十 薬 (酒器)  タタラ作り。パーツを組み立てて、手で成形。
 図以外、化粧土(黄色・黒泥)をスプレー掛け。
 素焼き後、釉描(白、緑等)。葉脈等は鉄錆を
 使い、
上記※Cの工程。他、貫入釉を掛ける
 岩清水 (水盤)  黒土と白土を混ぜ(菊練して)、ロクロで成形。
 中はヘラを当て、凹凸を付け、土の色を出す
 乾燥後、削り。外側のみを削り、高台を作る
 素焼き後、内側のみ、釉(青緑系)をかける
 竹扇 (平皿)  白土を用いて、タタラ作り。扇形に切り出す
 竹の葉を張り、輪郭を取り、葉脈を彫る
 竹の筆を当て、凹凸を付けた後、節を描く
 素焼き後、ガラス釉(緑)をスプレー掛けする
 夕月夜 (花器)  白土を用いて、電動ロクロで成形。削り。
 素焼き後、竹を釉描(青・黄・鉄.etc)
 スプレーで施釉(青・黄)。本焼き。
 月と竹を上絵付け(金彩)。低温で再度焼成
 雪化粧(花器)  赤土を用いて、電動ロクロで成形。削り。
 素焼き後、内部と、外側上部のみ
 スプレーで施釉(白系のマット釉)。
 花を釉描(赤系)。枝は、掻き落とし



最新の作品  2009年  2007年  2006年  2005年







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2007年に制作

作品No.16〜24



アガパンサス(紫君子蘭)



 (2007年)  作品名  制作の工程です
 しおり (抹茶茶碗)  きめの細かい粘土(半磁器土)を使用し
 電動ロクロで成形。高台を削り、素焼き後、
 呉須で葉を描き、葉脈を掻き落とし
 薄く、乳濁釉(志野)を掛ける
 つぼみ (ひな人形)  着物は、数種の土(黒、赤、白)を用い、
 タタラ作りで生地を作り、組み立てる
 頭部は、別に作り、後でくっつける
 素焼き後、呉須で顔を描き、施釉する
 夜のとばり (花器)  白土と黒土を用いて菊練り。タタラ作り。
 新聞紙を芯に入れ、丸めて乾燥し、削り。
 青い(透明)釉薬を少し薄めに掛ける
 草かげ (片口.etc)  白土を用いて成形し、乾燥させ、削り
 黒泥を用いて、草花の絵図を描く
 素焼き後、(緑・茶を)スプレーで施釉
 月夜の一枝 (小皿)  黒土をベースに、赤土を貼り付けて
 (練り込み象嵌)タタラ作り。四角く切る
 素焼き後、緑色の釉を、どぼ掛け
 葉の扇 (蕎麦猪口)  黒荒土を用いて、電動ロクロで成形
 少し乾燥させた後、削り、白泥で絵図を描く
 なお、葉脈は、掻き落とし。素焼き後、
 薄く緑の(透明)釉をスプレーする
 ゆめ (珈琲碗皿)  白土を用いて、電動ロクロで成形
 素焼き後、和紙を使って絵付け(和紙染め)
 後、スプレーで施釉(石灰系透明、るり)
 ※和紙染めは、呉須(青、緑、赤)を使用
 縁 (壺)  混合土で、電動ロクロでコテを用いて成形
 少し乾燥させ、削り。絵図を彫り、
 他の土(黒、白)を埋める(=練り込み象嵌)
 素焼き後、施釉(上下は、どぼ掛け)
 絵図は、イッチン釉。ふたは、黒土(無施釉)
 竹(盆草小鉢)  白土で、電動ロクロで、コテを用いて成形
 少し乾燥させ、削り。葉の形を、くりぬく
 素焼き後、施釉(マット系緑)
 (※湯飲みの要領)



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2006年に制作

作品No.6〜15



玉簾(たますだれ)



 (2006年)  作品名  制作の工程です
 朝 露 (水差し)  電動ロクロで、円柱成形をした後、
 上部を楕円形に広げ、ハート型に加工
 釉薬(上部=ピンク、下部=緑、
 内部=白)をスプレー
 花冷え(和菓子皿)  赤土と黒土を混ぜて菊練りし
 マーブル状になったところで
 白土と合わせ(
※A)、タタラ作りで成形し
 絵図を彫り、素焼き後に施釉する
 匂い菫(植木鉢)  (※Aの工程後)電動ロクロで成形し
 乾燥したら模様を彫り、素焼き後絵付け
 その上から、釉薬(透明、紫)をスプレー
 春菊と風(小鉢)  赤土と白土を用いて生地を作り
 電動ロクロで成形(
※B)、乾燥後に削り
 素焼き後、外側に水色の粉引きをし
 釉薬(透明、内側のみ紫も)を掛ける
 おぼろ雲(植木鉢)  (※Bの工程後)乾燥後、絵図を彫る
 素焼き後、水色の絵土を塗り
 釉薬(青、半透明)をスプレーし
 中にガラス(青、透明)を入れて本焼き
 万緑(コースター)  タタラ作りで生地を作り、泥を刷毛で塗る
 葉脈や自作の和歌
を、掻き落としする
 素焼き後、釉薬(透明や緑)を薄く掛ける
 秋の夜と共にのびたる萩の葉に赤紫の夢ぞ流るる 
 風 衣 (花 器)  電動ロクロで生地を作り、切込みを入れ
 大体のデザインを整え、乾燥させる
 花器の縁の部分などの細部を彫刻する
 素焼き後、釉薬(白と青系)を薄く掛ける
 秋の小道(湯呑)  赤土を用い、電動ロクロで成形する
 乾燥させたら高台を削り、
 素焼き後、釉薬を掛ける
 (白を浸し掛けした後、水色の釉をスプレー)
 朝霧(植木鉢)  白、赤、荒土などの再生粘土を用いて
 電動ロクロで成形。側面に線を描く
 乾燥させ、水はけがいいよう底を削る
 素焼き後、薄く白い釉薬を掛ける
 もみじの追憶(絵皿)  白、赤、赤白の混合、黒土を用いて
 タタラ作り。木の幹は、赤と黒で菊練り。
 葉は、一枚ずつ、ベース(白土)に乗せ
 麺棒で押し付ける。葉脈を描き、後、施釉



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2005年に制作

作品No.1〜5



ポーラチカ



 (2005年)  作品名  制作の工程です
 黒の温もり (小鉢)  手びねりで成形後、素焼きをし
 釉薬(黒)を、浸しがけ
 雪解け水 (ボール)  手びねりで成形後、素焼きをし
 釉薬(乳濁)を、浸しがけ
 川もみじ(和菓子皿)  タタラ作りで成形後、絵図を彫り
 素焼き後、粉引きし、
 黒土が透けるよう、表面を手でこする
 薄く、釉薬(透明)をスプレー
 風もみじ (丸皿)  タタラ作りで成形後、絵図を彫り
 素焼き後、釉薬(ライトグリーン)を
 浸しがけ(部分的に、赤土が透ける)
 青の雪原 (絵皿)  タタラ作りで成形後、絵図を彫り
 素焼き後、釉薬(白)を浸しがけ
 さらに、別の釉薬(青系)を筆で塗る



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